前回お伝えしたとおり体幹には手足の動きを司るという働きのほかに、身体を支えるという役割があります。
特に、脳や目、口など重要な部分がある頭部を支えるのは重要な役割です。その重要な役割を果たしている骨が背骨です。
背骨は骨(椎骨)が積み重なるようになっていて、身体を横からみると背骨はS字に湾曲しています。この湾曲によって頭部に伝わる衝撃をやわらげたり、バランスを保つことができるのです。
姿勢を支えている筋肉は、じっと立っていたり座ったりしているだけでも働き続けています。体幹ではお腹の筋肉と背中の筋肉がそれにあたります。激しい動きの最中でも姿勢が大きくブレないよう身体を支え続けています。